1234567TOTAL
大阪バベル00010001
スピリッツ004003-7
バベルの中核を担う愛知組が不在の初のゲーム。本日の対戦相手は、淀川河川公園大日地区のエンペラーことスピリッツ様。試合3分前になっても現れない高田(元・バットスメル)の影響により、先攻後攻を直前に変えてほしいという無茶振りハプニングバーばりリクエストにも快諾して頂く神対応の神ナインを発揮。改めてこの場を借りて感謝申し上げます。その高田は試合2分前、反省を全く感じさせないアメリカンバイクで登場。しかし、すぐにいつもとは様子が違うことに気付く。高田の後ろには女子。高田with女子なのである。童貞の精鋭部隊として知られるバベルナインは言葉を失い一瞬たじろぐが、高田本人にワケを聞くと2月に結婚したとのこと。そして結婚後、初の野球ということでウイニングボールを渡したいとのこと。おめでとう。バツ4の森本が、そんな高田の健気な姿勢に涙を流したところで、ようやくプレイボール。

初回、その高田が凡退すると、この1週間毎日欠かさず素振りをしてきた苦労人・森がセンター前に弾き返す。主砲の安田も目の覚めるセンター前ヒットを放ちチャンスメイクするも後続が倒れ、先制点はならず。

バベルの先発は、ガラスのエース神代。序盤、滑らかなフォームから繰り出される直球とスライダーのコンビネーションの良さが際立つ。相手のサードコーチャーがしきりに「ええピッチャーや」とリスペクトする快投ぶり。守備では、森本がベリーイージーファーストゴロを後逸すると、「やると思ってました」とセカンドの竹原。華麗なカバーリングで間一髪アウトにしてチームを盛り立てる。ドラフト1位のスーパールーキーが堂々としたプレーを見せる一方、「これは京太郎に怒られるやつ!どないしよ!」と騒ぎ立てる森本の姿が痛々しい。

ところが3回、悪夢が起きる。神代が、追い込んだ末にファールで粘られフォアボールを与える勿体ない悪癖が出て、満塁のピンチを迎える。そこから守備も崩れ出す。凡凡センターフライを助っ人君がタッチアップに焦り、まさかの落球。ワイルドピッチにエラーも重なり、一気に4点を先制されてしまう。

一方のバベルもファイティングポースを見せる。フォアザチーム蔵本の、体を張ったデッドボールと決死の盗塁、安藤がスーパーライナーで右中間を突き破るツーベース、神代のライト前ヒットなどで何とか1点を取り返す。

しかし終盤、2番手の竹ちゃんマンが相手の四番にホームランを浴びるなど、さらに3点を追加されてしまう。急遽スイッチした豪腕安田デブがきっちり3人で抑え、イケメンワンダーボーイ森の2本目となるセンター前ヒットで反撃の狼煙を上げるも、時すでに遅し。

終わってみれば7-1の大敗。悪魔の2連敗。名古屋組無しでは不安定だということが、悲しいかな結果という形で現れてしまった。

一方、収穫も。この日から導入した「盗塁、バント、エンドラン」限定のサインは有効だということが明らかになった。特に盗塁は、これまで機動力は0以下だっただけに、得点のバリエーションが増えて良かったと思う。

そしてこのブログを書く今、筆者のワンダーボーイが伝えたいことは、やはり素振りなど出来る準備をどれだけするかが大切だということ。1ヶ月に1回あるかないかの貴重な試合なのだから、せっかくなら爪痕を残せた方が気分も違うと思う。

今月は来週(4/13)の試合に加え、ゴールデンウィークの頭(4/27、28)あたりでもマッチメイクする予定。春から夏へ。季節の移り変わりとともに、バベルも本格始動していきます。GO、バベル。行こう、最後まで。