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ファイヤーズ00
大阪バベル77
 久々に助っ人無しで試合を迎えることが出来た。安田、あつを、森本はまだ正規メンバーでは無いものの、今後速やかにチームに参加予定だ。今日は、そんな準正規メンバーの安田と森本の新バッテリーでプレイボール。
 先発を任された安田は、今年初の参加にも関わらず、相変わらず文句の付け所が一切無い、まさにパーフェクトピッチングを披露。初回からマックス136キロの直球に大きな曲がりのカーブ、ブレーキのかかったスライダーを駆使しテンポ良く投げていく。四死球0という抜群の安定感にバベルの守備陣も活躍。サード小山の安心パパ、“下手すぎる守備職人”こと中島は一塁手という新境地に水を得た魚の躍動感を見せた。
 一方、打撃陣は相手先発の和牛水田に苦戦。初回から小山森のポテンヒットに安田の安定のライトオーバーなどで先制するが、四球などで築いた満塁のチャンスを和牛水田氏の粘り強いピッチングで最少失点に抑えられる。結果的に7ー0を大勝を収めたが、相手チームのエラーなどで重ねた得点が大半であり、決して狂喜乱舞出来る内容では無いというのは個々人が感じているところだと思う。
 ただ収穫はもちろんあり、安田の安定感を再確認出来たことは勿論、二番手で登板したガラスのエースこと神代クマちゃんの快投が嬉しい。最近定番となっているノーコン投法から一転し、マックス147キロの直球に打者がのけぞるほどキレの良いカーブとスライダーを操り、三振の山を築く。先発・神代のオプションの再浮上は何よりも嬉しいことだ。また女房役で最近リアル女房にも逃げられた離婚捕手・森本のリードとキャッチングは、さすが地元の学童少年野球チームでコーチを務めているだけあると感じたし、レフトオーバーのタイムリーというバベルが長年不在だった4番にしっかりその名を刻み込んでくれた。
 不安材料は、精神的主柱でチームの絶対神こと森のチンチン横着型エラー&打撃不振と、バベルの黒幕こと小山の打撃不振だ。4番を外され冷遇を受けている中島も、「仕上がった」と試合前に豪語するものの蓋を開ければ見逃し三振含むノーヒットと残念な結果。チームの顔である3人の復活が急がれる。
 新戦力・未経験者あつをのクリーンヒットに、新婚性欲大魔人志周a.k.a.刺繍の存在感、ぶんぶんガバマン丸蔵本の久々の参加も嬉しい。ただ、紀州の国に幽閉され参加が困難になっている長坂と達記先輩のW大コンビ、さらにはバベルらしからぬ守備職人高田に、初戦以降姿を見ない「幻の行員」こと北尾の参加を強く願うばかりである。
 とにかく、今季全敗のさなか、良い勝利のイメージを作ることが出来てほっとしている。今後もこの勢いのまま、アンビリーバブルズとミッドナイツにリベンジを果たしたい。